夢なら良いのに・・・

もんじ(愛兎)とふたりでエスカレーターに乗っていた時の事。

もんじは初めて乗る動く階段に興奮し、いちびって飛び跳ね、

勢い余って隣の下りのエスカレーターに落っこちてしまった。

誰もいないエスカレーターをコロコロ転がり落ちる、もんじ。

下りエスカレーターの到着部(昇降口)に引っかかり、

手毬の様にポンポンとバウンドしている、小さなもんじ。

もんじ! もんじ! もんじーーーーーーっ!

声にならない悲鳴をあげ、無我夢中でエスカレーターを駆け下り、

絶え間なく降りてくるステップにポンポン弾かれているもんじを、

大慌てで、優しくそっと、抱き上げた・・・。

もんじ・・・大丈夫? もんじ~ もんじぃ~~~

もんじ

青ざめ、目が覚めた瞬間、心臓は激しく脈打ち、

すべて夢だったことに気づき、ホーッと安堵した。

そして、傍で眠っていたもんじに目をやると・・・、

私の夢の中での出来事など知る由もなく、グースカ寝ていた。

もんじ・・・

夢で良かったよ・・・

ごめんね、もんじが痛い思いをするような夢なんか見ちゃって。

もしかまた痛い夢を見る時は、私が自分で落っこちるね。

もんじ

夢で良かった・・・、といえば。

実人生で痛い目に遭った時など、ふと、こう思う。

「夢なら良いのに・・・」 と。

今まで幾度となく陥った、夢なら良いのにと思う悪夢的状況。

悪夢は眠りの夢の中だけにしてほしいんだけど、

夢の中でも、できれば悪夢なんて見たくはない。

夢なら醒めないで・・・と願うような、幸せな夢だけ見ていたい。

たとえば夜毎、夢の中でピアノが弾けたら幸せなのに・・・。

だけど、ピアノを失ってから一度もそんな夢は見れてない。

「自分の見たい夢を見る」

自分の意志で夢をコントロール出来たら、楽しいだろうな。

※2行目 「いちびって」 = 調子に乗って、ふざけて

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